研修通信

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「生徒指導研修2~不登校児童生徒への組織的な支援の在り方~」

 11月25日(月)に全日程を終えた「生徒指導研修2~不登校児童生徒への組織的な支援の在り方~」について紹介します。

 

 本研修は、「オンデマンド型研修」「遠隔型研修Ⅰ」「職場実践」「遠隔型研修Ⅱ」の4つの研修で構成されており、全道各地から67名の皆様に受講いただきました。研修では、学校全体でチームとして指導・援助を行う体制の充実を図り、関係機関とも連携した不登校児童生徒への組織的・継続的な支援をするための方策について理解を深めました。

 

 遠隔型研修Ⅰでは、インシデント・プロセス法を用いた事例検討や、講師の北海道教育委員会兼江別市教育委員会スクールソーシャルワーカー田村千波様、社会福祉法人楡の会診療部こころの相談室室長岡部善也様、小樽市教育支援センター登校支援室教育支援コーディネーター上泉哲様からの講義及び協議・演習を通じて、関係機関等と連携した組織的な取組の充実について理解を深めました。

 

     スクールソーシャルワーカー田村様提供資料より        教育支援コーディネーター上泉様提供資料より

 

 また、遠隔型研修Ⅱでは、職場実践における成果や課題を交流し、北海道教育庁学校教育局生徒指導・学校安全課柳沼慶祐主査、北海道教育庁学校教育局健康・体育課篠原弥智係長、北海道立特別支援教育センター奥田裕幸主査から、不登校児童生徒への支援の在り方や不登校の未然防止の取組に係る助言を受け、受講者は今後の実践に向けての見通しをもつことができました。

  受講された皆様からは、「専門的な立場からの講義や助言に、学校では気付くことができない視点があり、視野が広がりました。」「不登校の児童生徒への対応は、様々な視点から組織的に行うことが必要だと再確認しました。関係機関との連携体制を校内で構築しておく必要があると考えました。」などの感想をいただきました。

 

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